ジェニン:イスラエル軍の攻撃の痕跡

10.7後、ガザへのイスラエル軍の軍事侵攻が世界的にメディアで取り沙汰される中、西岸ジェニンにおいてもイスラエル軍による難民キャンプや市街地への襲撃が頻発。日々、パレスチナ市民が犠牲となり、生活インフラが破壊されていました。2024年1月に訪れたヨルダン川西岸北部のジェニンで撮影したイスラエル軍による攻撃の痕跡に関する写真です。
(文と写真:森 佑一)

私自身、1月頭から10日間ほどジェニンに滞在していましたが、2日に一回の頻度で夜半過ぎにイスラエル軍と現地武装勢力との戦闘の銃撃音を耳にし、日中市街地を歩いていると、大通りのアスファルトが広範囲に渡り削られ、水道管が破壊されて通りが水浸しになるなど、各所でイスラエル軍による攻撃の痕跡を目にしました。

また、市街各所に展示されていたパレスチナを象徴するアート作品も軒並み破壊され瓦礫が残るのみ。フリーダムシアターを始めとした文化施設なども攻撃を受け、剥がされた壁画の上にはダビデの星がスプレーで殴り書きされていました。

現地でお世話になったパレスチナ人男性に街を案内してもらっていると、彼は破壊された建物や道路を見ては憤ります。「イスラエル軍が道路やインフラまで破壊する理由や意味が全く分からない」と。

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